日本人のDHA・EPAの摂取量が少ないのは、食の欧米化で魚料理を作らなくなっているため。日本人の魚介類の摂取量は減少を続け、平成18年に肉の摂取量と魚介類の摂取量が逆転した。23年の魚介類の摂取量は20年前の約4分の3だ。1グラム摂取するには、イワシで2匹、マグロ(中トロ)の刺し身なら5切れだ。
DHA・EPAは酸化しやすいのが欠点。市販のサプリメントはセサミンやビタミンなど抗酸化物質と一緒に摂取するよう工夫されている。「食事で取るときも海藻や緑黄色野菜と一緒に食べるとよい」(矢澤教授)という。(財川典男)