高圧電力一括受電サービスの仕組み【拡大】
16年に事業を始め、シェア35%を占める業界最大手の中央電力(東京都千代田区)の導入実績は約10万戸。昨年度からはマンション全体の省エネを進めるため、経産省が「スマートマンション導入加速化推進事業費補助金」を開始。新築、既存のマンションを含め、さまざまな業種が参入している。
オリックス電力(港区)は昨年度、同補助金を活用し、約1万世帯の一括受電とスマート化を実施。同社の場合、サービスの「エネビスタ」で各家庭の使用電力をインターネット上で確認し、過去の使用実績に基づき、「半日お得プラン」「土日お得プラン」など電気代が最も安くなるプランを選択できる。先月からはインターフォンを使った「見える化」サービスも開始。スマートメーターが一体化した設備で、パソコンを開かずに電力の使用状況を把握できる。
同社によると、100戸のマンションのインターフォン工事費は約1500万円だが、経産省の補助金と都が今夏に創設する補助金「(仮称)スマートマンション導入促進事業」の活用で、管理組合の負担は半額まで抑えられる見込みだ。