高圧電力一括受電サービスの仕組み【拡大】
一生の付き合い
新築中心のNTTファシリティーズ(港区)も既存マンションの一括受電に力を入れる。同社の場合、新電力「エネット」から高圧電力を一括購入。独自のマンション向けの節電サービス「エネビジョン」も利用することで各世帯の電気料金を平均15%(最大38%)削減できたという。プランは、昼間が高く、夜間が安い時間帯別料金サービスなど。電力逼迫(ひっぱく)時の節電要請に応えた家庭にはその分を翌月の電気料金と提携先のショッピングモールで使えるポイントなどとして還元する。
マンション管理のコンサルタント業務を行うマンション管理士の重松秀士(ひでお)さんは「一括受電で、電気代が一定額安くなる。ただ、サービス事業者には得手不得手があり、付帯のサービスが逆に管理上の足かせになる場合もある。一度事業者を選ぶと一生の付き合いとなり、途中で簡単に変えられない。複数の業者をよく比較し、継続性を踏まえ、検討してほしい」とアドバイスしている。