「題名のない音楽会」50周年 広がる楽しさ、ジャンル超え交流 (1/4ページ)

2014.6.29 07:41

5月に行われた「題名のない音楽会50周年記念コンサート」から。中央は指揮者の佐渡裕さん

5月に行われた「題名のない音楽会50周年記念コンサート」から。中央は指揮者の佐渡裕さん【拡大】

  • 初代司会者を務めた黛敏郎さん

 クラシックやポップスなど、幅広いジャンルの音楽を紹介するテレビ朝日系の音楽番組「題名のない音楽会」(日曜午前9時)が、8月に放送50周年を迎える。4代目司会者の指揮者、佐渡裕さん(53)は「大きな節目の年に、この番組を見て育った僕が司会を務めているのは光栄です。長年番組を見てくれている視聴者に感謝したい」と話している。(本間英士)

 同番組は昭和39年8月、オーケストラを通じて音楽の楽しさを広めることを目的に東京12チャンネル(現テレビ東京)で放送開始。41年に日本教育テレビ(現テレ朝)に放送局を移した。初代司会者の作曲家、黛敏郎さんが平成9年に68歳で急逝した後は、俳優の武田鉄矢さん、ピアニストで作曲家の羽田健太郎さんが後を継ぎ、佐渡さんは20年に司会者に就任。21年には「世界一長寿のクラシック音楽番組」としてギネスに認定された。

この50年間の放送が音楽家に与えた影響も大きい

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