なぜ自動車保険料の値上がりは続くのか? 背景に少子高齢化の壁 (2/4ページ)

2014.8.3 07:40

 自動車保険料は、損保各社にとって保険料収入全体の4~5割を占める主力商品。主力とはいっても、過去10年をみると、大手損保の自動車保険事業は最近まで赤字が続いており、利益率の低下が指摘されていた。

 自動車保険料の平均的な年間相場は約6万4千円。値上げは契約者にとって大きな負担であり、また不満だが、毎年のように繰り返される料金改定という事態がこの商品の収益性の低さを物語っているともいえる。

 度重なる値上げの要因の一つが、「損害率」(保険料収入に対して支払った保険金の割合)の悪化だ。平成9年度までは50%台だったが、21年度には70%台を突破。保険料収入の約7割を保険金の支払いに充てなければならないという状況に陥っている。

 交通事故の減少などで24年度は68・7%に改善されたものの、それでも損保各社の経営を圧迫しており、損保全体による自動車保険金の支払いは年間約2兆2千億円に達している。

「ドライバーの高齢化」「若者のクルマ離れ」という日本特有の“壁”に直面

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