DVD『介護のしごとの道しるべ』(解説冊子付き、1万8360円)は、ケアに定評のある社会福祉法人「新生会」が新設した特別養護老人ホームが舞台。開設スタッフは半数が新人で、ベテランが新人に伝えるケアの「極意」が印象的だ。
施設長はこう言う。「まずは相手に関心を持つことが一番大事。利用者を『業務の対象』としてではなく、『一人の人』として見る。アセスメントに欠かせない『観察』は、関心を持って相手をよく見るということ」
多職種がかかわる医療・介護では本人の状態を共有するため、ノートやプランを作るのが一般的。だが、同施設では、何のために、どう書くかに意識的になるよう注意喚起する。例えば、具体性。「定期的に~する」とは、どのくらいの時間なのか。「本人に合うとろみをつける」とは、水分何ccにどれだけとろみをつけることなのか。「安心できる声掛けをする」というが、この人が安心できる声掛けは、どんな話題提供をすることなのか-。記載を変えればケアも変わる。