ミャンマーでお産支える日本の「母推さん」 経験生かし途上国の力に (4/5ページ)

2014.9.21 17:09

ミャンマーの母子保健推進員。活動で得た知識を生かし、自身も無事に双子を産んだ=カニェン・トゥンジン准農村保健所(寺田理恵撮影)

ミャンマーの母子保健推進員。活動で得た知識を生かし、自身も無事に双子を産んだ=カニェン・トゥンジン准農村保健所(寺田理恵撮影)【拡大】

  • 母子保健推進員の活動を視察するアジアやアフリカなどの中央官庁の母子保健担当者ら=平成25年2月、和歌山県九度山町(同町提供)

 ジョイセフが今年から支援する南西部のチャウンゴンでは、出産に専門職が立ち会う割合はミャンマー平均を下回る。このエリアにある末端の保健機関、カニェン・トゥンジン准農村保健所で1人しかいない職員の助産師を支えるのは、そろいのロンジー(民族衣装の巻きスカート)を着た36人の母推さんだ。

 出産経験のある35~60歳の女性が選ばれ、「私たちが出産した頃は准保健所も知識もなく、自宅で出産した」「亡くなるお母さんが少なくなかった」と振り返る。母推さんの訪問を受け、2カ月前に第1子を産んだばかりの女性(22)は「出産前に4回、妊婦健診を受けた」。2回目の妊娠という女性(27)は「准保健所に来れば安全で安心」と話す。

 ミャンマーに限らず医療の行き渡らない開発途上国では、日本が戦後の荒廃から立ち上がり、妊産婦や乳児の死亡率を改善させた経験は生かされるはずだ。九度山町では今年も10月29日、途上国からの視察を受け入れる。

【用語解説】母子保健推進員

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