日本におけるSNS利用者数と、主なSNSの利用率【拡大】
主な使い方は、子育て中の母親が子供の写真を撮影し、離れた場所に住む祖父母や単身赴任中の父親と共有して楽しむ-というもの。50代以上の会員が全ユーザーの約3割を占めているのが特徴で、会員数はこの半年で倍増したという。利用は無料だが、月額540円を払えば、毎月30枚まで現像した写真を自宅に届けてくれるサービスも行っている。
SNSの特徴は世界中のユーザーと気軽に交流できること。しかし、対象を家族に絞ったのはなぜか-。運営会社「ウェルスタイル」の谷生芳彦社長は「最近、自分のコメントの反応に一喜一憂したり、相手のコメントに返答するなどの『SNS疲れ』を感じたりしている人が多い」と指摘。対象を家族だけにすることで、「『SNS疲れ』から解放されるし、ネット上の“アルバム”として利用することで家族の絆を強めることができる」と言う。