3人のファッションは、母と娘でピンクとグレーの色のトーンを合わせた。夫は女性陣を際立たせるため、落ち着きのある色味を選び、夫婦間では女性のワンピースと男性のパンツに共通の素材であるスエットを使ってまとまり感を醸し出した(兼松康撮影)【拡大】
先端ファッションを扱う伊勢丹新宿店でも9月に開催した母子を対象とした催事「リンクファッション」が好評を博した。
スタイリストの大草直子さんは、「東日本大震災などもあって、つながりを大切にする“家族回帰”のような傾向がもともとあり、それがファッションにも反映されてきたのではないか」と人気の理由を分析する。リンクコーディネートをする際には「全く同じ色ではなくても同じ色みで濃淡をつけるやり方もある。初心者なら同じブランドでいくつかのアイテムを選んでみるのもいい」とアドバイス。また、「柄と色のリンクは分かりやすいが、素材をリンクさせるのも調和が生まれやすい」と話している。