DHA摂取へ、家庭や学校で食の見直し 給食の和食化、おやつ開発も (3/4ページ)

2014.10.26 18:13

魚など国産食材を使い、和食を中心とした給食で食育に取り組む=東京都杉並区の区立三谷小学校

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 子供向けサプリも

 味の素は今年4月、不足しがちなDHAをおやつ感覚で補える子供向けサプリメント「かしこいおやつDHA」を発売した。欧州食品安全機関が推奨する1日あたりのDHA摂取量250ミリグラムに対し、現在の3~12歳の日本人の平均DHA摂取量が約150ミリグラムと足りないため、3粒で100ミリグラムのDHAを補える。

 料理研究家の小山浩子さんは、家庭で作れるDHA入りおやつのレシピを考案。缶詰のサンマのかば焼きをバナナやあずき、にんじんなどとともにパイ生地でまいて焼くだけで手軽にDHAを摂取できる「さんまのお魚パイ」など13種のレシピを考えた。

 「DHA摂取には、魚を使えばいいが、生臭さがあり、子供に喜んで食べてもらうおやつのレシピの開発では何度も壁にぶち当たった」と小山さん。DHAはビタミンEとともに摂取すると吸収効果が高まることから、ナッツや緑黄色野菜もおやつに取り入れる工夫をした。年明けに発売予定の書籍で一部レシピを公開するほか、食育雑誌で来春から連載も予定しているという。

生活リズムも子供にとって重要

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