【早坂礼子の経済ウォッチング】訪日外国人にシェアハウスが人気、安上がりな滞在費で入居者同士の交流も (2/3ページ)

2014.10.26 12:00

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 閑静な住宅街にあって、バスや電車で都内近郊へ簡単にアクセスできるし、光熱費などの共益費は別にかかるが、部屋代は月5万4000円からと同程度の1Kマンションの部屋に比べ割安感がある。週に一度、掃除のプロが入るので内部も清潔だ。だからビジネスや留学で短期滞在する訪日外国人に人気を集め、1階に6室、2階に10室、3階に9室の全25室に、大学生から30代前半まで、日本人10人を含む25人が暮らしている。運営会社パシフィックビジネスのスタッフ、根岸あゆ美さんは「3年前のオープン時からずっと住んでいる外国人もいます」と話す。

 住人のひとり、アメリカ人のケイレブ・ネルソンさんは、日本の大学に留学経験があり、来日4回目の29歳。ミシガン州のワインを日本で販売するビジネスを展開している。彼と同世代のアリサ・タン・ホーさんは香港から日本語を学ぶために来日した。

いずれもインターネットでこの物件を知った。ネルソンさんは「住み心地はとてもいい。いろんな国の人と知り合えて、共用スペースでいろんな話もできる」と満足気。ホーさんも「ときどきみんなで料理をする。広島出身の日本人からお好み焼きを習ったりして楽しい」と笑顔をみせる。

「長く滞在するにはシェアハウスが一番」と口を揃える

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