手洗い時に使うせっけんにもさまざまなタイプがある。野村院長は「殺菌作用のあるせっけんは、ウイルス感染予防に、外出から帰った際など必要に応じて使えばいい。肌に優しい無添加のせっけんでも汚れは十分落ちる。水洗いだけで落ちるというデータもある」と説明する。
着色料や香料など一切加えない完全無添加せっけんを製造・販売するヱスケー石鹸(東京・東十条)の倉橋公二社長は「添加物を入れると、せっけんの性能が上がる面もあるが、肌への優しさに対するニーズにできる限り応えたい」と無添加を売りにしてきた。小学校などからの引き合いも多いという。
野村院長は「子供たちには、手洗いの重要性と同時に、無添加のせっけんでも十分に汚れが落ちることや、水分をきちんと拭くことの重要性を教える必要がある」と話している。