ビジネスの場で、管理職として活躍する女性が増えている。かつては男性と同じようにダークスーツに身を包む女性も多かったが、女性ならではの個性を生かしたファッションも魅力的なもの。キャリア女性にふさわしい装いを専門家に聞いた。(油原聡子)
気持ちもアップ
日立ソリューションズ(東京都品川区)は8月、同社の女性管理職を対象にしたメークやファッションなどのセルフプロモーションセミナーを開いた。ダイバーシティ推進センタの小嶋美代子センタ長は「個性を生かす手段として外見に着目した。立場に合わせて外見を整えることで、気持ちもキャリアアップに向いてもらえたら」と話す。
セミナーには約30人が参加。パーソナルスタイリストや化粧品メーカーの担当者が、上司として好印象を与えるスタイリングを説明した。金融システム事業部の中村政代さん(37)は「これまでは黒やグレーなど無難な服が多かったが、セミナーを受けて服を選ぶ幅が広がった。身だしなみがきちんとすると、心に余裕ができて仕事にも前向きになれる」と話す。