ロイター通信は「人材確保の競争が激しさを増す中で、福利厚生にはコストを惜しまないという、フェイスブックとアップルの強い意気込みが感じられる」と指摘。妊娠支援のアプリを開発している企業で働くジェニファー・タイさんの「卵子凍結によって女性はキャリアをコントロールしやすくなる。補助を行う企業を高く評価すべきだ」という発言を紹介した。
旗振り役の女性幹部
さらに、米IT企業が女性従業員のキャリアアップのサポートに熱心になり始めている背後には、一人のキーマンならぬキーウーマンの存在がみてとれる。他ならぬフェイスブックのナンバー2で最高執行責任者(COO)を務めるシェリル・サンドバーグ氏だ。
サンドバーグ氏は、昨年出版した女性の自立とキャリアアップを促す「リーン・イン(前に一歩踏みだそうとの意)」がベストセラーになり、IT業界のみならず企業で働く女性の多くがあこがれる存在だ。同著に連動した啓発団体まで設立し、日本も訪問。世界的に女性の社会進出を促す旗手として注目されている。