製造現場で働く若者100人を取材し、同館発行のビジネス情報紙「Bplatz press(ビープラッツプレス)」に掲載するとともに、同館のサイトでも紹介。撮影にはプロのカメラマンを起用し、鋼材の曲げ加工、ワイヤーロープの手編み作業、溶接、円盤の切断加工など技術の現場もクローズアップしている。
機械を操作する真剣な瞳や力仕事で鍛えられた筋肉など魅力的な部分をアピール。人材不足に悩む中小企業からは「社員のモチベーションが上がった」「うちも取り上げてほしい」などと反響があった。
山野さんは「ものづくりは持久力や探求心が必要な仕事。カッコイイというイメージを持ってもらうことで若者に技術者への尊敬やあこがれを取り戻してもらいたい」と話す。
また、プロジェクトをきっかけに、「職場をかっこよくするユニホーム」の開発も始まる。1月21日にはには20代の働く女性と、町工場の若手男性社員5人ずつを集めた「モテるユニホーム開発会議」をユニホーム製造大手のアイトス(大阪市中央区)のデザイナーとともに進めるのだ。