高性能になったペットロボ　「癒やし」「お世話したい欲求」満たす (4/5ページ)

　また、発売から１５年、コンパニオンロボットとして独特の世界観を広げているのは、バンダイのおしゃべりするぬいぐるみ「プリモプエル」。「プリモ星」に住む男の子という設定で発売。シリーズ累計売り上げは１１０万体以上というロングセラー。

　光センサー、赤外線センサー、振動センサーなどを搭載。最新商品の「ハートそだつよ！　プリモプエル」（１万３５００円）では抱っこしたり、話しかけたり、手を握ったりすると反応して、本体に登録されている２千通り以上の“おしゃべり”をする。

　子育てを卒業したアクティブシニア世代の女性を中心にファンが広がり、１４年からはファンの交流イベント「プリモプエル幼稚園」や「おたんじょう会」なども開催。修理についても、同社のお客さま相談センターに専門の「プリモプエル病院」を開設する。

「お世話をする立場でいられることが、ロボットの魅力の１つかもしれない」