【江藤詩文の世界鉄道旅】マレー鉄道(5)「タイの遅れはマレーシアが取り戻す!」国際列車で国民性がみえた (3/3ページ)

2015.2.8 18:00

タイとマレーシアの国境駅に到着

タイとマレーシアの国境駅に到着【拡大】

  • タイを出国してマレーシアへ入国。手続きは手早く、日本好きな係官もいて非常にスムーズだった。ただしここでマレーシア・リンギットへの両替ができないため、私はこの後たいへんな目に遭ったのです…
  • 歴史を感じさせる味わい深い運転席。タイ人運転士もやっぱり、ちょっとはにかみながら「撮りたいなら撮ってもいいよ」と言った
  • あっという間に寝台車から普通列車に様変わり。このあとさらに混雑して移動するのも困難に
  • 「写真を撮って」と言いつつ、くつろいでいるマレー鉄道の乗務員たち
  • 「きちんとしたバージョンも撮ってほしい」ということで、おまけでもう1枚

 「何時ごろ到着しますか」そう問うと、彼は明るく言った。「30分は巻き返しますよ。タイの遅れはマレーシアにまかせておいてください」。そのことば通り、列車は加速して、各駅では停車時間を短縮し、わずか13分遅れでバタワース駅に到着した。

《おまけ》タイのユニットバスには湯船がない?!ということは…

 先週の「マレー鉄道(4)」で、読者のみなさんの興味をそそったタイ鉄道のシュールすぎる「シャワーつき(?)トイレ」。私もちょろちょろと水を出してみたが、他にも勇敢な利用者がいたようで、朝起きると床がびしょびしょになり、トイレットペーパーが心なしか湿っていた。聞いてみると、タイの人でも、さすがに列車の狭いトイレでシャワーを浴びる人はほとんどいないそうだが、ユニット式のバスとトイレが同じスペースにあるのは普通とのこと。また、昔は用を足した後、ペーパーを使わず水で洗っていたり、掃除するときには床や壁まで水洗いするなどが習慣としてあったため、ここにシャワーが付いたようだ。

■取材協力:タイ国政府観光庁エクスペディア

■江藤詩文(えとう・しふみ) 旅のあるライフスタイルを愛するフリーライター。スローな時間の流れを楽しむ鉄道、その土地の風土や人に育まれた食、歴史に裏打ちされた文化などを体感するラグジュアリーな旅のスタイルを提案。趣味は、旅や食に関する本を集めることと民族衣装によるコスプレ。現在、朝日新聞デジタルで旅コラム「世界美食紀行」を連載中。ブログはこちら

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