2014年秋。東京駅から“ニューヨーク行き”の大陸横断列車を走らせ、一部鉄道ファンの関心を大いにそそったJR東日本。ご存じのように、東京駅開業100周年を記念して、昨年11月5日に開催された1回限りのドリーム・ツアー「東京・ニューヨークの姉妹駅探訪とクラシックトレインの旅」のエクスカーションのひとつで、「大陸連絡臨時列車(東京駅100周年記念列車)」が、東京駅から成田空港まで運行した。
ニューヨーク・グランドセントラル駅は、東京駅より1年早く開業100周年を迎えていて、東京駅100周年を機に両駅は姉妹駅になった。このツアーはこれを祝って企画されたもので、主催はJR東日本だが、ニューヨーク側の仕掛け人が、メトロノース鉄道のヴァイス・プレジデントで、ニューヨーク・グランドセントラル駅を取り仕切るこの人、ランドール・J・フライシャーさんだ。
冷たい空気がきりきりと痛いほど寒い2月、ニューヨーク・グランドセントラル駅で開催された日本プロモーション・イベント「ジャパンウィーク2015」の開会式に登壇したフライシャーさんは、鏡開きに参加すると、日本酒を楽しむことも“かわいいファッション”を眺めることもなく、鉄道ブースにいそいそと足を運んだ。