就活志塾の講師を務める西田芳明社長(最奥)とブロック玩具を組立てる学生たち=大阪市【拡大】
会社の規模や経営理念の違いによる仕事の進め方の差を体験してもらう試み。中小企業である進和建設工業のアピールは割り引く必要もあるが、講師の西田社長は「同じものをつくっても大企業にいるほうが社会的なインパクトがある」などと大企業のメリットも説明してバランスをとることも忘れていなかった。
昨秋に開講した今期は、前期より参加者が10人増えた。担当者は「就職活動の短期化に危機感を持ち、早い時期から情報収集のために自発的に動く学生が増えたようだ」と話す。
仕事の意味を伝受
同社が就活志塾をスタートしたのは平成21年。西田社長が「就職活動の進め方が分からない」と途方に暮れる学生を多く見かけたのがきっかけだった。当時は就職氷河期で、ようやく就職しても職場とのミスマッチからすぐに離職するケースも目立っており、西田社長は「就職活動するにあたって、学生に仕事を通して人生をどう歩むのかを考えてほしい」と考えた。