就活志塾の講師を務める西田芳明社長(最奥)とブロック玩具を組立てる学生たち=大阪市【拡大】
半年にわたって講義を5回開き、1年で2期実施している。西田社長が講師を務め、「仕事は食べるためだけではなく、人生を豊かにする手段だ」と説く。
とくに現在、受講対象となる平成28年春卒業予定の学生の就活は、経団連の方針変更で就活解禁が前年より3カ月繰り下げられたため就活期間が短くなった。学生は就活をしながら適性に気づき、企業研究をする中で中小企業にアプローチする傾向がある。短期化で適切な志望先を見つけられないまま時間切れとなるケースがあり、これが学生、採用する企業側の双方の不安の原因になるとの指摘がある。
就職支援のHRプロ(東京)が昨年11月、28年春卒業予定の学生と企業を対象にした調査によると、就職解禁が遅くなることに対し「やや不安」か「不安」と回答した学生、企業はともに8割を超えた。
こうした不安に対して就活志塾は学生が志望先に迷ったり、就職後にミスマッチに気付くことのないように、事前に「何のために就職するのか」など職業観を考える場所を提供するのが目的。西田社長は「自分自身に価値を付けることが本当の安定であるということを伝えたい」と話す。