メタボ健診の基準は「妥当」、医療費削減にも貢献 ビッグデータ解析で実証 (3/3ページ)

2015.4.12 07:19

 特定健診・保健指導は「病人を増やすだけ」との批判があった。しかし、調査結果から、内臓脂肪を減らして腹囲が小さくなれば、健康状態が改善し、医療費が削減される事実が示された。

 ワーキングチームのメンバーで、あいち健康の森健康科学総合センターの津下一代センター長は「今後はより詳細に分析して課題点なども見つけ、健康寿命の延伸につなげていきたい」と話している。

 ■腹囲とリスク数で判定

 メタボ健診とも呼ばれる特定健診は、40~74歳が対象。腹囲が男性で85センチ以上、女性で90センチ以上か、BMI(体格指数)が男女ともに25以上の場合、血糖、血圧、脂質の数値や喫煙の有無からリスクを算出、複数重なる場合は特定保健指導の「積極的支援」、1つ(BMI25以上では1~2つ)の場合は「動機付け支援」の対象となる。紙で結果を知らせるだけの従来の健診とは異なり、積極的支援の場合、専門スタッフによる生活習慣改善の指導が3~6カ月にわたり継続的に、動機付け支援は原則1回実施される。

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