■自治体が活性化に利用
空き家の有効活用で注目されているのがリノベーション(大規模改修)だ。古い民家や商家をゲストハウスやカフェ、シェアハウスなどの建物に改修。「空き家バンク」を通じて入居者を集め、活性化につなげている自治体もある。
広島県尾道市では平成19年、NPO法人「尾道空き家再生プロジェクト」が結成され、建築家らと協力して空き家の再生と移住者の募集を開始。21年から24年の4年間で約70軒に新規入居があった。
空き家活用による地域活性化を調査した日本政策投資銀行の角間崎(かくまざき)圭輔さんは「更地にするより、使う前提で建物のその後を考えたほうがいい。町全体が元気になる取り組みが求められている」と話す。