「土用の丑の日」には「ウ」の付く食べ物を食べるといいという言い伝えから、ビタミンが豊富で精が付くウナギや、夏が旬のウリ(スイカ、キュウリ、カボチャ、トウガンなど)、つるつると食べやすいうどん、食欲を増進する梅干しなどを食べた。この日にウナギを食べる習慣は、江戸時代の学者、平賀源内が広めたとされるが、諸説ある。
「ウナギだけでなく、キュウリなどの旬の野菜、うどんや梅干しなどを食べながら、家族で日本に伝わる食の良さや由来について話してみては」と三浦さん。
季節の和菓子が人気
土用の食文化としては「土用餅」や「土用シジミ」などもある。
「土用餅」は、白餅をあんで包んだり、のせたりした和菓子。京都の公家の風習として始まり、小豆の赤が厄よけになるという考えから近畿、北陸を中心に各家庭で食されていたようだ。