認定には、内装や備品の充実度、食事内容など100項目のうち70項目以上を満たす必要がある。同ホテルでは、館内におもちゃをそろえたプレイルーム(有料)も設置。食事では月齢ごとの離乳食も用意し、大浴場には赤ちゃん用のバスチェアもある。
認定のため全国の施設を回った同社の藤田洋社長は「子供連れの客を重視する施設が増え、認定施設が年々増加している」と話す。認定項目以外にも、赤ちゃん用の浴衣を用意したり電車が見える部屋を作ったりなど独自の工夫をする施設もある。
背景には、子連れ客が「お金を使う顧客」としてとらえられていることがある。祖父母との3世代旅行が増加しており、一度訪れた家族がリピーターになって友人家族も連れて来るなど大人数で宿泊に来るケースが多いのだ。
ただ、食物アレルギーへの対応など提供できるサービス内容は施設ごとに異なる。藤田社長は「予約時に、自分が不安に思っていることを具体的に相談した方がいい」とアドバイスする。