専用車両を利用
ぐずる子供をあやしたり周囲に気を配ったり、子連れ旅行で悩ましいことの一つが移動だ。
公共交通機関では、子供が騒いでも気兼ねせずに楽しめる専用車両が登場し、人気を集めている。JR西日本は昨夏から今年8月末まで、子供用の運転台やジオラマを備えた車両「プラレールカー」を山陽新幹線で1日1往復限定で運行。絵本やおもちゃも用意されるなど子供を退屈させない工夫が好評で、今年6月までに約3万人が乗車した。
JR東海は22年から夏休み期間に東海道新幹線内の一部を子連れ専用の「ファミリー車両」として運行している。今年も7月18日から8月末まで実施している。
子連れ旅行アドバイザー、小暮祥子さんは旅行を成功させるコツを「余裕を持ったスケジュールを立てること」とする。移動時間は長くて半日以内に収め、遠くに行きたい場合は夜中に車で出発するなど、できるだけ子供の就寝中に動くのも一案だ。旅行前に電車で2駅程度の「プチ遠出」で慣らすのもお勧めとしている。小暮さんは「いきなり長距離を移動するのではなく、少しずつ距離を延ばして。自宅から駅や空港までが通勤ラッシュだと、行く前からぐったりするので気を付けてほしい」と話している。