日本では“爆買い”で経済効果に寄与してくれる一方、床に唾を吐く▽並ばない▽大声で騒ぐ▽陳列商品を触ったり、粗雑に扱ったりする-といったマナーやモラルに絡むトラブルが頻発。トイレの使い方をめぐっても、「排泄物を流さない」「便器の外に飛び散っている」「異臭がすごい」といった困惑の声がインターネット上で飛び交う。
京都市まち美化推進課によると、市内の公衆トイレが汚されるケースが目立つようになってきたのはここ数年のことだ。
中国のインターネット検索最大手「百度(バイドゥ)」日本法人と業務提携した公益財団法人京都文化交流コンベンションビューロー(KCB)によると、中国では京都人気が年々高まっている。平成26年4~12月に京都市内の主要25ホテルに宿泊した外国人の前年同期からの増加数は中国が3万3435人増で1位になった。
トイレ問題を引き起こしているのはやはり、中国人観光客が多いのかもしれない。