京都府警の採用案内ポスター。「ぼく、京都のおまわりさんになるねん」というキャッチコピーで、多くの人が子供のころに抱いた警察官への「あこがれ」を呼び起こす狙いがある【拡大】
もしかしたら待遇が悪いのか。近畿の各府県警と比較してみると、京都府警の初任給の給与月額(大卒者)は約22万2千円。大阪府警の約22万5千円に比べるとやや低いが、受験者数が増えた滋賀県警の約21万9千円よりもわずかに高い。一方、兵庫県警は約21万9千円、奈良県警は約20万9千円、和歌山県警は約20万5千円で、いずれも大きな差はない。
京都府警の給与が他より低いわけでは決してないようだ。
さまざまな角度から話を聞いてみると、不人気の理由として、ある“噂”の存在に言及する人もいた。
警察関係者の一人は「警察学校の評判が影響しているのでは」と打ち明けた。府警の警察学校については、以前から学生の間で「むちゃくちゃ走らされる」などと特に厳しいという噂が流れているというのだ。
本当のところはどうなのか。警察学校を管轄する府警警務課は「他府県とカリキュラムは同じで、警察学校はどこも厳しい」と否定的だ。