“大回り乗車”には、前回も紹介したように遵守しなければならないいくつかのルールがある。「大都市近郊区間」(今回は東京)の範囲内であること。途中下車はしないこと。経路が重複しないこと(つまりひと筆書きのルートを通り往復してはならない)。有効期間1日のうちに下車すること(深夜0時で切り替わるのではなく始発から終電まで)。
これらの決まりを踏まえたうえでどんなルートを組み、どのような旅を演出するか。それが腕の見せどころというわけだ。今回の旅の目標を「1日で1都6県を制覇!」と大きく掲げてみたものの、複雑な路線図や時刻表とにらめっこしていると、もう頭がパンクしそう。そこで“大回り乗車”には一家言あるという筋金入りの鉄道愛好家に助言を求めた。
「ミスター・スジ鉄」いわく「鉄道ファンは、ルールを守ったうえで自分の好みに合った鉄道旅をつくらなくてはならない」。一部の鉄道ファンの迷惑行為が社会問題になったこともあるが、ああいった行為をとる輩は、ほんとうに鉄道好きとは思えないとのこと。