実際女性専用エリアに入ってみると、ここだけアロマのようないい香りが。バリのリゾート地をイメージしたという壁紙やインテリアは街角のネイルサロンのよう。フードやドリンクも充実し、一度入ると長時間過ごしたくなること必至の空間だ。【拡大】
一方で、女性専用エリアを1周すると、33席中、3席しか利用されていない。うち1席は荷物が置かれているのみだった(受付で、シャワー利用を申し出ている女性がいたが、その人なのか?)。
せっかくの女性専用エリアも、A子さんやB子さんには不要のようだ。何しろオープン席は安い。ココの店舗の場合、オープン席のほうが個室より1時間あたり157円、3時間パックだと500円も安いのだ。考えてみればひとたび漫画に集中すれば他の何も気にならなくなるものだ。どんなに固い椅子だろうが隣に不審な人がいようが。
すっぴんで女を休み、心のデトックス
彼女たちにネットカフェで出会いはあるのか? 出会いは期待しているか? という質問もぶつけてみたが、即答で「NO」だったのも頷ける。自身も漫画好きで、時々プライベートでネットカフェを利用するという広報担当者はこう話す。
「ネットカフェで“出会い”は聞いたことがないですね。ドリンクバーやオープン席で利用客の間で会話が交わされる、というのもまず聞きません。ここにいる間だけは人と接せず1人の時間を楽しみたい、誰にも邪魔されず漫画を読みたいという方が来られると思うんです」