制度の具体的なイメージは、海外で行われている先行事例が参考となる。
例えば、英国。基準を日本円に換算して年収約380万円に設定している。この基準額を超えた金額の9%が税務署により徴収される仕組みだ。
借りた人が返済時に年収480万円だとすれば、380万円を差し引いた100万円の9%にあたる9万円を1年間に返済する。月々7500円を返済すればいい。一方、1千万円の年収があれば、年間約55万円で月々約4万5千円の返済となる。
課題は山積
ただ、新たな仕組みには、課題も山積している。
月々の返済額が収入に応じて減額されても、最終的な総額は変わらないため、返済期間は現在より長期化する。借りた人が病気になったりけがをしたりするリスクは返済期間が長引くほど高まるため、予期せぬトラブルが増える可能性がある。