【江藤詩文の世界鉄道旅】グレッシャー・エクスプレス〈氷河特急〉(5)名物の飲み口“ななめ”グラスは飲みやすい?自腹で検証 (2/3ページ)

2015.12.6 18:00

ディセンティス駅で引き継ぎを行なう車内販売スタッフのふたり

ディセンティス駅で引き継ぎを行なう車内販売スタッフのふたり【拡大】

  • 氷河特急で販売しているオリジナルロゴ入りのプロダクツ
  • マッターホルン・ゴッタルド鉄道のアンティヤさん
  • 旅の後半は、ワゴンにアニメ「アルプスの少女ハイジ」にも“大角のだんな”として登場するシュタインボックを飾りつけ
  • これが“ななめデザイン”のワイングラス。途中、車体がプリントされたクッキーが配られた

 くだんの斬新なデザインのグラスは、いまでは土産ものとして販売されているのみだが、やはり名物と聞けば使ってみたくなるのが人情というもの。乗客のなかには、もの珍しさと実用性を兼ねて、これを購入してワインを飲む人もいる。私もさっそくひとつお買い上げして、オリジナルラベルの白ワインを注いでみた。正直に言うと、大きくバウンスすればどんなグラスだってこぼれるわけで、そのうえ“ななめ”が唇にあたって飲みづらいったらない。グラスのほか“ななめデザイン”シリーズのマグカップもあり、これにカフェオレやホットチョコレートを入れる人もいた。

 それにしても、さすがスイスを代表する観光列車らしく、土産ものが充実している。車内販売のワゴンにカメラを向けると、なんと商品を並べて見せてくれると言うではないか。「素敵なものがいっぱいあるから、日本のお友だちにも紹介してね」とアンティヤさん。スイス人の観光客の扱いのうまさといったら、ほんとうに舌を巻くばかりだ。

次々とテーブルから転げ落ちる商品…揺れる車内で商品写真撮影(汗) 

産経デジタルサービス

産経アプリスタ

アプリやスマホの情報・レビューが満載。オススメアプリやiPhone・Androidの使いこなし術も楽しめます。

産経オンライン英会話

90%以上の受講生が継続。ISO認証取得で安心品質のマンツーマン英会話が毎日受講できて月5980円!《体験2回無料》

サイクリスト

ツール・ド・フランスから自転車通勤、ロードバイク試乗記まで、サイクリングのあらゆる楽しみを届けます。

ソナエ

自分らしく人生を仕上げる終活情報を提供。お墓のご相談には「産経ソナエ終活センター」が親身に対応します。