
手芸店にはこの時期、入園・入学に向けたグッズ用の材料が並ぶ=クラフトハートトーカイアルカキット錦糸町店【拡大】
ただ、サービスを利用する場合でも、子供と一緒に生地の柄を決めるなど思い出が残せるよう工夫するといい。田宮さんは「出来上がった商品にネームタグやアップリケ、リボンを付けるなど最後の一手間を惜しまず、親子で作業するのもお勧め」とアドバイスしている。
■「名前付けが大変」8割
子供の入園・入学前の準備で、持ち物に名前を付けるのを「大変」と考える人が約8割に上ることが、文房具メーカー「キングジム」の調査で分かった。調査は平成26年7月に実施、25~45歳の母親400人の回答を得た。
調査結果によると、子供の持ち物の名前付けを大変だと感じる人は77.8%だった。点数を尋ねたところ、最も多かったのは「51個以上」で22.7%。「11~20個」(21.4%)「21~30個」(18.9%)と続いた。回答者からは「徹夜作業になった」「同じ字を書き続けるのが大変だった」といった声が寄せられた。