高校生を対象に行われた証券会社による金融教育の出前授業。実例を挙げ、分かりやすく株価変動の仕組みなどを説明していた=横浜市戸塚区の公文国際学園(玉崎栄次撮影)【拡大】
民間が教材を開発
証券会社などプロによる出前授業は、学校現場を支援する役割を果たす。金融業界では、金融商品の複雑な仕組みを分かりやすく伝える教材も開発している。
第一生命保険(東京都千代田区)は24年にボードゲーム型教材を制作。すごろく方式で「住宅購入」や「子供の進学」などにかかる費用や、年代ごとの病気のリスクを紹介し人生設計を考えさせる。1月までに、高校を中心とした学校現場に約1万6千セットを無償提供した。
文部科学省の担当者は「金融機関は教員向け講習会も開催している。学校側が外部の支援を活用することで、より実体験に近い金融教育を行うことができる」と期待を寄せる。