高校生を対象に行われた証券会社による金融教育の出前授業。実例を挙げ、分かりやすく株価変動の仕組みなどを説明していた=横浜市戸塚区の公文国際学園(玉崎栄次撮影)【拡大】
金融関連団体を中心とした任意団体「金融広報中央委員会」(東京都中央区)は19年以降、全国の小中高校に「金融教育プログラム」という冊子を無償配布している。子供の発達段階に応じた授業の仕方を教員向けに解説した指導資料で、2月に9年ぶりに内容を全面改定した。投資をめぐるリスクとリターン(収益)の関係をゲーム形式で伝えるなど授業の工夫の仕方を紹介している。
同委員会でプログラムを編集した岡崎竜子・金融教育プラザリーダーは「選挙権年齢の引き下げを受け、子供たちに意見の表明が求められる時代が訪れる。金融を理解するには、知識だけでなく、個人の生活と関わらせながら体験学習的に教えることがポイントとなる」と話している。