スマートニュース会長・共同CEO 鈴木健氏(東京・渋谷区神宮前のスマートニュース本社にて)【拡大】
【田原】資源を奪い合うのが生命の本質だとしたら、どうすればいい?
【鈴木】生命は「核」と「膜」で境界線をつくって、内に資源を囲い込もうとします。この機能を弱めて、世界を「網」としてとらえる仕組みをイノベーションによってつくっていこうというのが、僕の考えです。
【田原】ごめんなさい、抽象的でよくわからない。具体的に聞きます。鈴木さんの言葉で言うと、国境というのは「膜」ですね。それを守るために、いま軍隊が存在している。これはもういらない?
【鈴木】軍隊をなくすのは無理だと思います。ただ、いま中央集権的な仕組みで運営されている軍隊を、分散的な仕組みでやることは可能なんじゃないかと。
【田原】分散って、国連みたいなイメージですか。
【鈴木】いや、国連も単位が国です。僕が言っているのは、もっと細かい単位の分散です。たとえば個人とか。