数万匹…梅雨の布団はダニ増殖の危険 “ダニバスター”チームの話では… (2/3ページ)

2016.6.26 17:13

電子顕微鏡で見たヒョウヒダニの姿(提供:「提供:北海道立衛生研究所)

電子顕微鏡で見たヒョウヒダニの姿(提供:「提供:北海道立衛生研究所)【拡大】

  • 気持ちがいい天日干し。干した後に掃除機をかけるとダニ対策になる

 天日干ししてもダニは裏面に逃げる

 そうはいっても、家庭で完全に駆除するとなると、これがなかなか難しい。

 「天日干しなどで布団を乾燥させることで、ダニの増殖は抑えられるが、死滅させるのは無理」と話すのはダニの駆除に詳しい西宮市環境衛生課の中田浩二係長。なぜ西宮市の職員が?ということは後述するとして、まずは天日干しでダニが死滅しない理由。中田さんによると、長時間かけて日光の下で布団を干しても、ダニは日光が当たらない裏面へ逃げるだけでいたちごっこになるという。

 重要なのは、干した後の掃除機がけだ。中田さんは「1平方メートルあたり20秒かけて掃除機をゆっくりかければダニのふんや死骸、人間のあかを吸い出せるほか、ダニもだいぶ取れます」とアドバイス。梅雨の時期はこの掃除機がけだけでも十分な効果が得られるという。

 さらに日頃のこまめなケアでダニの付着を防ぎたい。寝具メーカー「西川産業」(東京)で寝具選びや睡眠環境づくりのアドバイスを行うスリープマスター、速水美智子さんは「睡眠中、人が流す汗はコップ1杯分。湿気を逃す工夫を」と呼びかける。布団を干せないこの時期は布団の下に除湿シートを敷いておけば、手入れがしやすくなるという。

 敷布団の上に汗を吸い取る敷きパッドを重ねて使えば、こまめに洗濯できる。速水さんは「じめじめとした不快感は睡眠の妨げにもなる。湿気の多い梅雨の季節も気持ち良く乗り切ってほしい」と話す。

さてここで、西宮市の“ダニバスター”チームの話を…

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