
車いすや歩行車などを、要介護度の軽い人が利用するときの負担割合も見直しの対象になっている(写真と本文は関係ありません)【拡大】
■負担増の案めじろ押し
【利用者負担】
他にも、負担増と給付抑制案がめじろ押しだ。利用者負担は制度創設以来1割だったが、昨年8月、一定所得のある人に2割負担が導入された。政府部内には、これをさらに拡大する案もある。
部会では「すでに重大な影響が出ているのに、さらなる2割負担の話が出ること自体、受け入れにくい」と反発が強い。
【負担上限の引き上げ】
月額の利用料が高額になったときに、一定額以上が還付される「高額介護サービス費」も見直しの対象。課税世帯(現役並みを除く)の月額上限は3万7200円だが、一部を医療にある同様の制度「高額療養費」と同額(月4万4400円)に引き上げる案がある。
所得に応じた負担には一定の理解があるが、「医療と介護をバラバラに見ず、トータルで考えないと、どうにもならない」との意見も出る。医療と介護の両方を利用する人もいれば、複数の利用者を抱える世帯もあるからだ。