
うどん県・香川では、うどんにちなんだイベントや企画も盛りだくさん(写真は徳島県のスダチとのコラボ)。しかし、このうどん文化が糖尿病の多い一因ともいわれ、県は対策を進めている=平成26年9月、高松市【拡大】
こうしたことから香川県は平成24年から糖尿病専門医や地域、医療、学校関係の専門家らで糖尿病の発症予防などを協議する検討会を設置し、対策に乗り出している。
毎月1回、医師や栄養士による「糖尿病教室」を開き、食事の取り方や調理の方法、適切な運動量など、糖尿病予防の基礎知識を分かりやすく市民に説明。麺類を食べる時には野菜摂取量が少なくなることから、野菜を使ったメニューを提供するうどん店を紹介する「ヘルシーうどん店マップ」も作った。
また小学校などでは、児童やその保護者を対象にした「糖尿病予防健康教育」を実施。小児生活習慣病予防健診の結果をもとに、健康的な生活の実践方法を指導し、栄養教諭や学校保健関係職員を対象とした研修も行っている。
県健康福祉総務課は「糖尿病を含む生活習慣病に特効薬はなく、普段の生活から予防を心掛けるしかない。市民への啓発を続けていきたい」とする。
県としては、うどんが一方的に“悪者”にされるのは何としても避けたいところ。うどん県の試行錯誤が続く。