■散らかったデスクはコミュニケーションの障害に
思ってはいてもついついデスク周りが片付けられない向きには、汚いほうが創造性を発揮できるという学説はなかなか魅力的なのではないだろうか。掃除しない自分を納得させる“言い訳”にもなりそうだ(苦笑)。しかし自宅の部屋ならともかく、曲がりなりにもオフィスである以上は限度があるだろう。散らかっていたり、個人的な趣味を反映したグッズが多いデスクは、コミュニケーションの阻害要因になり得ると指摘する声もある。
「服装と作業空間であらわされることも、コミュケーションの一手段なのです。散らかったデスクはコミュニケーションの障害になります」と語るのはビジネスコンサルティング会社「Corner Office Image」のミッシェル・アウゲンシュタイン氏だ。障害になるばかりでなく、汚いデスクは当人の信用を損なうものにもなると警鐘を鳴らしている。さらに「机の状態は周囲に対する当人の職業倫理を反映しているのです」と手厳しい。机の汚さで人を判断するなと言われても、実際に汚いデスクを目にした者はそれぞれの印象を“主”に関連づけてしまうことは想像に難くない。

「The New York Post」より
だからといってアウゲンシュタイン氏は、常にチリひとつない状態に保つことを主張しているわけではなく、デスクに自分や家族の写真をさりげなく飾ったり、小さな鉢植えの植物を置いたりすることなどは訪れた人に好印象を与えるということだ。