メルカリで500円で売れるのに? 「保冷剤」がたまる家はお金が貯まらない (2/6ページ)

 ▼「メルカリ」で保冷剤は500円で売れた!

 Aさんの妻がスイーツ購入に走ったきっかけは、友人から寄せられた情報だった。

 近年、若者や女性を中心に人気が沸騰しているフリーマーケットアプリ(スマートフォンを使って衣料品や雑貨などを個人売買する)を使えば、“使用済み”の保冷剤がお金になる。そんな“衝撃的”な内容だった。

 Aさんの妻は、実際にフリマアプリ「メルカリ」で大小とりまぜて出品したところ、「20~30個で500円(送料別)」で売ることができたという。「本当に売れる! お金になる!」。これが“免罪符”となり、スイーツでプチ贅沢することへの罪悪感がすっかり消えてしまったのだ。

 聞けば、保冷剤には1年を通して安定したニーズがある。夏は熱中症対策やお弁当の保冷に、冬は発熱で体を冷やす道具として使える。しかも、形や大きさがまちまちであったほうが喜ばれるという。

 実際に「メルカリ」で検索してみると、トイレットペーパーの芯や卵の空きパック、飲み終えた牛乳パック、ペットボトルのキャップ、穴の開いた靴下など、「普通は捨てるモノ」も大量に出品されていた。おそるべし、メルカリ。ニーズがある限り、ビジネスというのはどんなところにでも成り立つということだろう。

 「売る」ために保冷剤付き商品を買う妻 夫の冷ややかな目

 Aさんの事例では、スイーツのチリツモ消費をしている以外にも、気になる点がある。夫婦の金銭感覚がズレている点だ。

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