「インスタ映え」する虹色の結晶を100円ショップのレンズで トレンド入りした「霜活」とは? (3/3ページ)

氷結水滴では、溶けつつある結晶に太陽光が当たり、虹色に光っている(荒木健太郎さん提供)
氷結水滴では、溶けつつある結晶に太陽光が当たり、虹色に光っている(荒木健太郎さん提供)【拡大】

  • 「霜活」では「インスタ映え」する自然の造形美を手軽に撮影できる=16日、長野市

 「霜活」は、12月に入ってから短文投稿サイト「ツイッター」で検索数が急激に増える「トレンド入り」をするなど、広がりをみせている。

 研究者の荒木さんが雪の結晶を研究するため、写真をスマホで撮ってもらう「関東雪結晶プロジェクト」を始めたことがきっかけだった。

 撮影のコツをつかめるようにと、出現頻度の高い霜の結晶(雪結晶と同程度のサイズ)を対象に撮影を呼びかけたところ、反響を呼んだ。

 荒木さんは「『霜活』では簡単に、自然科学と触れ合うことができる。一度始めたらやめられませんよ」と話している。