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以上の調査結果を見る限り、会社の期待が大きすぎる一方、今の課長が、部下を率いてチームを運営することにしんどさを感じていることがよくわかる。
仕事をこなすのにいっぱいいっぱいの状況ではとても今以上の出世を望まない人が多いのも理解できるような気がする。
▼部下よりも給料が低いケースは少なくない
それでも課長職に見合った報酬と権限・裁量が与えられれば何とか耐えられるかもしれない。だが、中には部下よりも報酬が少ない管理職も存在する。建設関連会社の人事課長はこう語る。
「課長には基本給に5万円の役職手当がつきますが、平の社員でも残業すればその額を上回り、実質的に給与が高くなる。また、年上の部下もいますが、彼らは基本給の年功部分があり、課長よりも給与が上という人もいます。本来であれば賃金制度を改革する必要があるのですが、現状では難しいし、ボーナスで報いる方向で検討しています」
重責を担う課長が部下よりも給与が低ければ、何のために課長になったのかわからない。降りたくなる気持ちもわからないではない。
「残業代出ない」管理職は、働き方改革の犠牲
また、最近は働き方改革による残業削減に取り組む企業が多いが、時間外労働が適用除外とされている管理職にしわ寄せが及んでいるケースも少なくない。
ルール上は、管理職でも深夜10時以降の時間外割増賃金を払う必要があるが、請求している管理職はほとんどいないのではないか。