【Campus新聞】
初監督作品の『阪急電車 片道15分の奇跡』に続き、『県庁おもてなし課』でもメガホンを握った三宅喜重監督に、作品に込めた思いや撮影時のエピソードなどを聞いた。
『阪急電車~』に続き、今回も特定の地域に深く根ざした作品だ。「地域に特化した作品を撮るとき、大事にしていることは何ですか?」と聞いてみた。
「地域感や雰囲気っていうのをできるだけ画面を通して伝えられたらな。そして、その地域感というのは、誰もが故郷に帰ったら感じる『ほっ、とする気持ち』だと思う」と、笑顔で答えてくれた。
広大な自然・笑顔…
三宅監督は大阪生まれ。新幹線の新大阪駅で降りると、心から「ほっ」とするのだという。そこにいると、「ほっ」とする。ふるさとが持つぬくもりが、自然と顔をほころばせるのかもしれない。