インタビューに答える映画『県庁おもてなし課』の三宅喜重監督=2013年4月16日(関西学院大学_難波功士ゼミ、有志学生記者撮影)【拡大】
映画には高知の魅力がこれでもかというほど詰まっている。今までは海外旅行にしか興味はなかったが、「高知に行かなきゃ!」と思った。私は有川浩(ありかわ・ひろ)さん原作の映画『阪急電車~』の舞台である兵庫県宝塚市に20年間住んでいるが、地元のことを真剣に考えたことなんて一度もなかった気がする。
映画が公開されたときに、毎日乗っている電車が「おしゃれなあずき色の阪急電車」と紹介されていることを初めて知り、驚いた。
『県庁おもてなし課』でも、掛水ら県庁職員たちが地元だからこそ気付かない高知の魅力を初めて知る。何の変哲もない日常が視点を変えることによって、他にはない強みだと知るのである。特別豪華な設備でおもてなしをするわけでもない。高知を旅する者に時には試練を与え、訪れた者にしか分からない感動でおもてなしをするのだ。