サイトマップ RSS

【軍事情勢】マッカーサー→鯨→人間魚雷/長門→原爆実験 (3/5ページ)

2013.8.25 00:08

 明けて21年1月、横浜港で修理していた捕鯨船の乗組員が、海面まで滑り台のような下りスロープを施した甲板「スリップウェーのついた大日本帝國(こく)海軍の艦艇がいる」と連絡してきた。欣喜雀躍(きんきじゃくやく)して第二復員省(海軍省の後身)に借用の話を持ち込む。と、「何でも貸してやる」と示された残存艦艇リストの筆頭に《戦艦 長門/3万9000トン/8万2000馬力/ダメージ中破》とあり、仰天する。

 母船候補から標的艦に

 長門は戦時中、大和・武蔵に次ぐ主力艦として温存され、終戦まで稼働可能だった唯一の戦艦であった。捕鯨母船は通常1~2万トンだから、名誉と巨艦に過ぎる-と丁重に断り「スリップウェーを施した艦艇」を説明すると、第一号型輸送艦第19号=公試(臨戦態勢時)排水量1800トン=だと判明する。

 一号型は敵制海空権下でも島嶼(とうしょ)への強行輸送を可能ならしめるべく高速重武装化された輸送艦で、搭載の大型上陸用舟艇を短時間で着水させるため、後部甲板が海面まで続く下り坂になっており、捕獲鯨を引き揚げるのに好都合だった。戦争末期には、この坂を使い特攻兵器・回天=人間魚雷が発進した。艦長以下全乗組員80人が、艦とともに大洋漁業に貸与された。

二重の意味で多くの日本国民の命を救ったことになる

産経デジタルサービス

産経アプリスタ

アプリやスマホの情報・レビューが満載。オススメアプリやiPhone・Androidの使いこなし術も楽しめます。

産経オンライン英会話

90%以上の受講生が継続。ISO認証取得で安心品質のマンツーマン英会話が毎日受講できて月5980円!《体験2回無料》

サイクリスト

ツール・ド・フランスから自転車通勤、ロードバイク試乗記まで、サイクリングのあらゆる楽しみを届けます。

ソナエ

自分らしく人生を仕上げる終活情報を提供。お墓のご相談には「産経ソナエ終活センター」が親身に対応します。

ページ先頭へ