母は「真海の母であることを誇りに思います」と、とびきりの笑顔で語ってくれました。
私は今回のプレゼンを機に「笑顔」が代名詞のように言ってもらうことが増えましたが、母の表情こそが、私が憧れ続けた「笑顔のルーツ」でもあるのです。
最近は、「笑顔には、人を元気にする力がある」と思うようになりました。“真海スマイル”と新聞などで書かれていると少し照れますが(笑)。これからも、自分らしい笑顔に「年輪」を重ねていきたいです。(女子走り幅跳び選手 佐藤真海/SANKEI EXPRESS)
■さとう・まみ 1982年3月12日、宮城県気仙沼市生まれ。早大時代に骨肉腫を発症し、20歳のときに右足膝下を切断して義足生活に。大学3年だった2003年1月から高校時代以来の陸上競技を再開。女子走り幅跳びで04年アテネ大会から12年ロンドン大会まで3大会連続でパラリンピックに出場。今春にマークした5メートル02センチは義足選手の日本記録。サントリーに勤務する傍ら講演などでパラリンピックの普及・啓発にも取り組む。