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悪条件下で冷却 世界初の難作業 福島第1原発4号機 燃料取り出しへ (4/4ページ)

2013.11.11 09:55

  • 東京電力福島第1原発4号機燃料取り出しの工程=2013年11月10日現在、福島県大熊町
  • 福島第1原発=福島県大熊町、双葉町

 廃炉工程表「第2期」へ

 政府、東電が示す廃炉工程表は、4号機プールからの燃料取り出し開始で「第2期」に入る。第2期では1~3号機プールの燃料も取り出す計画だ。ただ1~3号機プールの燃料取り出しは、4号機ほど容易ではない。建屋の放射線量が高く、3号機ではプールのある5階部分で毎時1000ミリシーベルトを超える区域も確認されている。東電は遠隔操作の機器で床面を削るなど除染を試みている。(SANKEI EXPRESS

 ■原発の核燃料 原子炉で使用される燃料は、ウラン粉末を小さな円筒形に焼き固めた「ペレット」を詰め込んだ燃料棒を束ねて燃料集合体としている。使い終わった燃料は炉心での核分裂反応を終えても熱を出し続けるため、使用済み核燃料プールに漬け、水を循環させて冷やし続ける必要がある。極めて長い時間放射線を出す核分裂生成物を含むことから、厳重な管理が求められる。

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