安倍晋三首相は13日、1000人規模の自衛隊の増派を決定。国際緊急援助隊の視察は、増派部隊の活動地域選定にも影響を与えるとみられる。フィリピン政府内にはレイテ島以外にも甚大な被害が出ているとして、救援が遅れている別の島での活動を求める声もある。
第1陣の援助隊は医師や看護師らの医療チーム20人と、連絡調整などを担う30人で編成。視察とは別に、援助隊の一部は派遣に備え被災地に近いセブ島に移動する予定。
レイテ島では水や食料、医薬品が不足し、遺体の収容も進んでいない。被災者の不満は高まっており、コメ略奪をめぐり死者が出るなど治安が悪化している。レイテ島には既に米軍が展開しているが、関係者によると、治安の悪化で、部隊の大半は日帰りで遺体収容などを続けている。(タクロバン 共同/SANKEI EXPRESS)