「空腹で仕方ない。政府は何をしているのか」。台風上陸前の(11月)7日から避難している女性(64)によると、コメや缶詰が配給されたのは13日で、14日にやっと水が届いたという。
マヒ状態の街中で、営業している店舗などは皆無。飲み物を買うには、露天のジュース売りぐらいだ。市役所周辺では携帯電話の充電や、水や薬品の配布などが行われているが、どこも長蛇の列をなしていた。
「各国からの支援が集まっており、活動は機能し始めている」。各国の支援部隊が集結する市中心部の競技場で、政府幹部の男性が話した。周辺ではヘリコプターが忙しく離着陸する。(タクロバン 吉村英輝/SANKEI EXPRESS)