また『ひだまりスケッチ』の作者で、アニメ『魔法少女まどか☆マギカ』のキャラクター原案を手がけた蒼樹(あおき)うめや、『びんちょうタン』など擬人化キャラデザインで有名な江草天仁(えくさ・たかひと)らマンガ界からの作品も「絵師100人展」で楽しめる。
「萌え」表現とは?
「絵師」展では、全作品が「日本の四季」というお題で描かれ、絵師それぞれの解釈を横断的に比較することができる。最も興味深いのは、特に指定があったわけではないのに、彼らが描いたモチーフのほとんどに美少女が登場する点だろう。美少女は、いわゆる「萌え」の象徴的な表現だ。顔の面積に対して目が大きく、きゃしゃな体に比して胸は豊満、髪形・髪色も奇抜で、実在する人間とは似ても似つかないという特徴が共通する。服装も、より記号的に現在の日本のイメージを連想できる着物(巫女も含む)やメイド服、女子高の制服などが描かれている。生地は無限に伸縮し、体のプロポーションをさらに強調している。